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授乳中の抗てんかん薬使用についての報告

  1. 授乳中の抗てんかん薬使用についての報告

    授乳中の抗てんかん薬として、適していると考えられる薬剤は以下5種類。
フェノバルビタール、プリミドン、カルバマゼピン、バルプロ酸、レベチラセタム
母乳育児中に、乳児の副作用を慎重に観察することができれば、推奨可能である薬剤は以下10種類。
フェニトイン、エトスクシミド、クロナゼパム、オクスカルバゼピン、ビガバトリン、トピラマート、ガバペンチン、プレガバリン、ラモトリギン、ゾニサミド
母乳育児によるリスクを適切に評価するためのデータが不十分なため、原則として推奨されないが、個々に注意深く評価する必要がある薬剤は以下8種類。
mesuximide、クロバザム、ルフィナミド、felbamate、ラコサミド、スルチアム、ペランパネル、retigabine
    母乳育児を希望する抗てんかん薬治療を受けている母親ごとにリスクとベネフィットを分析し、個別のリスク要因を適切に考慮する必要がある。
Crettenand M, et al. Nervenarzt. 2018 Feb 27.

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