当院のご紹介
こちらでは分娩入院施設も併設しております。
徒歩3分程の距離にある、矢内原ウィメンズクリニックと連携しています。
矢内原医院のこれまでとこれから
父である啓太郎が由比ヶ浜に開設したのが1949年、その後の37年の間に5000を超える赤ちゃんが生まれました。父の死後しばらく閉院していましたが、大学定年後の2001年秋より私が引き継ぎ、診療を再開しましたが、外来診療のみ行い分娩は他施設にお願いしておりました。鎌倉にはお産の出来る施設が少なく、そのためお産環境に対してさまざまな取り組みをしてきました。
産婦人科医は妊娠の成立から出産までを一貫してフォローすることが使命と思っております。 地域病院との連携を密にして、産婦人科医としてのその役目を果たしてまいります。
大船に移って以来、2021年1月にはお産の件数も3200件を超えました。
同じお産はひとつとしてなく、人それぞれの思いや願いがそこにはあります。
そのお気持ちをスタッフとともに、大切にしたいと思っています。
お産は妊娠中を含めて母児の体も心も安定していることが大切です。診療もそれらを大切にします。
医師として、謙虚に、診察いたします。
ご利用いただく妊婦さんや赤ちゃん、そしてご家族が安心して新しい家族の誕生をこころ豊かに喜び、過ごしていただけるような医療を常に考えております。
前院長 矢内原 巧
2021 年 2 月に永眠いたしました
ここに故人が生前中賜りましたご厚誼を深謝し
衷心より御礼を申し上げます


前院長プロフィール
矢内原 巧
(やないはら たくみ)
医学博士
昭和大学医学部産科婦人科教授を経て昭和大学名誉教授
日本更年期医学会会長(1997)
日本不妊学会会長(1999)
日本産科婦人科学会認定医
米国産婦人科名誉フェロー
母体保護法指定医師
Curriculum Vitae
Takumi Yanaihara, M.D., Ph.D. F.A.C.O.G(Honor),
Obstetrician and Gynecologist, Endocrinologist
School Attended and Position Held;
Graduated from Keio University, School of Medicine
Assistant Research Professor of University of Pittsburgh
Associate Professor of Showa University School of Medicine
Professor of Showa University School of Medicine
Professor Emeritus of Showa University School of Medicine
Honorary Member of JSOG and JSFS
President of Japan Menopausal Society (1997)
President of Japan Society of Fertility and Sterility (1999)
Honorary Fellow of American college of Obstetricians
and Gynecologists
理事長 矢内原 敦

矢内原医院は、祖父が開業し、父が後を継いで理事長を務めていた医院です。
私自身は今まで主に「矢内原ウィメンズクリニック」で生殖医療に携わっておりました。
その経験をもとに、患者さんの背景や、妊娠に至るまでの努力を知っている者がお産に関わることで、少しでも安心していただけたらと思っております。
さらにお子さまの成長も見守らせていただきたいと「すくすくまことくりにっく」を開設しました。こちらも近いところですが、お互いの気配が感じられない程度に離れています。
妊娠からお産、お子さまの成長をチームで見守らせていただけるという、私の理想に近い環境ができつつあり、本当に恵まれていると感じております。
これからも地域に根差した分娩施設として、地域の皆さまが自分の街で安心して出産・子育てできるよう、サポートをしていきたいと思います。
助産師・看護師の思い
新たな命のママになるみなさまへ
はじめての妊娠、2人目以降の妊娠、不妊治療を経ての妊娠。妊娠までの経緯や家庭環境は、ひとそれぞれ。無事に赤ちゃんを迎えるまでは期待と不安がいっぱいですよね。
私たちは、みなさまの環境にあわせ、心身ともにサポートいたします。
出産後は育児のスタート
出産を乗り越えるとそこからは育児のスタートです。
入院中は育児の基本である抱っこやおむつ替えの仕方はもちろん、それぞれのママと赤ちゃんにあわせた、より良い授乳方法もお一人ずつ、いちからお伝えさせていただいております。
また赤ちゃんのデリケートなお肌を守り、かつ従来のものより安全に行える最新の沐浴方法も入院中に実践、習得していただき、退院後も安心して育児ができるようサポートしていきますのでご安心ください。
入院中はもちろんのこと退院後は2週間健診と1ヵ月健診のほか、母乳外来も実施しております。
ママの体の回復を見守りながら、おっぱいや赤ちゃんについての相談もお受けしております。
そして、当院での産後入院中から赤ちゃんを診る小児科医が院長をしている
小児科クリニック すくすくまことくりにっく
との連携もスムーズにご案内できますので、産後も含めて安心して赤ちゃんを迎えていただけるはずです。
妊娠、出産、育児、小児科までの切れ目のないケアで、皆様を全力でサポートさせていただきます。
最後に、みなさまに伝えたいこと。
私たちスタッフにも、子育て中のママがたくさんいます。一緒に子育ての大変さや楽しさも共有していけたら、といつも考えています。 それを実行していくために、大切にしていることがあります。
それは【働くスタッフがイキイキとしている】こと。
育児と、このやりがいのある仕事を両立させるために、スタッフ同士が協力し、理解し、尊重しあえる環境を大切にしています。
それが実現出来ているからこそ、とてもいいチームを組めていると思います。
その誇りあるチームが一丸となって、みなさまが安心して赤ちゃんを迎え新しい生活を送れるよう、外来・病棟でお待ちしています。