子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査のご予約
① 他院に受診中の患者様が当院で卵管造影検査を受けたい場合
子宮卵管造影検査を行える時期(生理後から排卵までの時期)があり予約制となります。
クラミジア感染の検査が済んでいる場合でも、事前に一度受診をお願いします。
クラミジア検査がお済の方は結果(1年以内)をお持ちください。(検査を実施した時期や状況を確認し検査結果が有効かどうかの判断をいたします。また、状況により当院で再度検査を行う場合もございます。)
② 矢内原医院に受診中の患者様
担当医に検査予約についてご相談ください。
③ 矢内原ウィメンズクリニックに受診中の患者様
検査受診の前に一度、月経中に矢内原ウィメンズクリニックの受診をお願いします。検査予約も矢内原ウィメンズクリニックにて承ります。(感染症などの検査結果によっては卵管造影検査を延期する場合があります。)
詳しくは矢内原ウィメンズクリニックにてご確認ください。説明書・同意書は矢内原ウィメンズクリニックにてお渡しします。
当院で子宮卵管造影検査をされるすべての患者様はご予約を取る前に、必ず下記にあります「子宮卵管造影検査における注意事項」を一読してください。
婦人科・子宮卵管造影検査のページも併せてご覧ください。持ち物や検査時間の目安なども記載しています。
子宮卵管造影検査における注意事項
① 当日キャンセル・当日の時間変更の場合
矢内原医院に受診中の患者様・矢内原ウィメンズクリニックに受診中の患者様ともに、矢内原医院(0467-44-1188)へご連絡をお願いいたします。
② 事前に日程変更をご希望される場合
※変更の場合は排卵との関係もあるため、その卵管造影検査の周期でタイミングを取らない方がいい場合があります。
※生理の時期や状態によっては当日検査を中止させていただく場合があります。
矢内原医院に受診中の患者様は矢内原医院(0467-44-1188)へご連絡をお願いいたします。
矢内原ウィメンズクリニックに受診中の患者様は矢内原ウィメンズクリニック(0467-50-0112)へご連絡をお願いいたします。
注意事項
・ヨードアレルギーのある方・抗生物質アレルギーのある方は前もって申し出て下さい。造影剤によるショックは事前に検査することが難しい為、発症時は適切に対処します。
・卵管が閉鎖していると卵管炎をおこす可能性がありますので、検査後は抗生物質を処方します。その他、吐気、発熱、発疹などが副作用として報告されています。
・予約をお取りになった日より、3か月以内に造影剤を用いた検査をお受けになった場合、または受ける予定がある場合は、必ず卵管造影検査実施前に当院に申し出てください。(特に消化器系の検査の場合は実施不可となる場合や、実施できても検査結果に左右します。)
・ヒグアナイド系糖尿病薬(メトグルコ等)を服用中の方は、事前に処方をしているかかりつけ主治医にご相談ください。
・レントゲン室での撮影がありますので、お子さまはお連れにならないようにお願いします。
・甲状腺機能亢進症で薬剤服用中の方はヨード剤を使用した造影検査をしてよいか処方医にご確認ください。
・卵管造影に用いるのはイソビストという造影剤です。親水性が高い造影剤で、97%は尿や膣から排出され、残りは体内に吸収され尿として速やかに排泄されます。 承認時及び使用成績調査での調査症例3,548例中206例(5.8%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められ、主な副作用は腹痛[注入中]109件(3.1%)、腹痛[注入後]56件(1.6%)、嘔気28件(0.8%)、発熱22件(0.6%)、発疹15件(0.4%)等 でした。造影剤によるショック、アレルギーも可能性として起こりますが、事前に検査することができません。発症した場合には適切に対処致します。
何かご不明な点があれば担当医にご質問ください。