3種混合ワクチン
Tdap Vaccine during Pregnancy
妊娠中の百日咳ワクチン(3種混合ワクチン)
接種後30分程度、院内で安静にして、体調変化がないか確認してからの帰宅をお願いします。
百日せきとは?
百日咳は百日咳菌による呼吸器感染症で、激しい咳を伴います。
あらゆる年齢層がかかる可能性がある病気ですが、生後6ヶ月、特に百日咳に対するワクチン接種ができない2か月未満の乳幼児は、重症化しやすく亡くなることもあります。
妊娠と3種混合ワクチン接種について
日本では、成人に接種可能な3種混合ワクチンDTaP(トリビック®)を接種することができます。
妊娠中に接種すればおなかの赤ちゃんに抗体が移行し、赤ちゃんは百日咳の免疫を持った状態で生まれてくることができます。(しかし、現時点では、妊婦さんへのDtaP(トリビック®)皮下接種による乳児百日咳の重症化予防効果は証明されていません。)
ワクチンの接種時期
当院では、免疫移行を考え、妊娠27~36週での接種を推奨しています。
費用
※当院に受診中の妊婦さん対象となります。
※お子様の3種混合ワクチンは行っておりません。お子様への接種希望の場合は、当院系列の小児科『すくすくまことくりにっく』へご相談ください。
※妊娠中に3種混合ワクチンを接種した場合も、赤ちゃんが生まれてからの予防接種は必ず受けましょう!