RSワクチン(アブリスボ®筋注用)
RS Vaccine
RSワクチン(アブリスボ®筋注用)
接種後30分程度、院内で安静にして、体調変化がないか確認してからの帰宅をお願いします。
RSワクチンとは?
アブリスボ(商品名:アブリスボ®筋注用)は、RSウイルス(RSV)に対する予防接種ワクチンであり、新生児や乳児、60歳以上の高齢者を対象としています。
このワクチンは妊婦に接種することで、母体の抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生後のRSウイルス感染症の予防に役立ちます。
(ファイザー株式会社 - ホーム | Pfizer Japan)
接種の対象と時期
妊婦: 妊娠28~36週の間に接種することが推奨されています。この時期に接種することで、最も効果的に胎児へ抗体を移行させることができます。接種をご希望される場合は、事前に当院へお問い合わせください。
ワクチンの特徴と効果
アブリスボ®はRSウイルスAおよびBの融合前Fタンパク質をベースとした二価ワクチンです。妊婦への接種によって得られた抗体は、生後6ヶ月までの乳児に有効とされています。
安全性と副作用
アブリスボ®の安全性は臨床試験で確認されており、一般的な副反応は注射部位の痛み、軽い発熱、筋肉痛などです。これらは通常軽度で短期間で治まるといわれています。
接種方法
接種方法: 0.5mlを1回、筋肉注射をします。